水が硬い軟らかい…水は水やろ?

水にも硬い水と柔らかい水があるようです…軟水・硬水という言葉で区別されていて、水なのに何が軟らかくて、何が硬いのか…



どうやら含まれている「カルシウム」と「マグネシウム」の量の違いみたいです。カルシウム・マグネシウムの量が100mg未満を軟水、100mg以上が硬水と呼ばれています。



この基準は日本用のもので、軟水・硬水の基準はそれぞれの国で異なります。



硬水はカルシウムが多く含まれているので、重くしっかりした飲み口です。ダイエットに適しているみたいなので僕は完全に硬水を摂取せねば…



基本的に僕が住んでいる地域は軟水らしく、だから太ってしまうのか…と自分を納得させる理由を見つける事に成功です笑




それは置いといて、、軟水はなめらかでまろやかな飲み口が特徴的です。和食系のやさしい料理には特に軟水が、西洋系のしっかりした料理には中間くらいの高度がベストって事です。



世界の水の高度別の分布。外国の水道水が飲めないってのも納得。



北京とかラスベガスに至っては、日本の6倍ほどの高度でビックリ。硬水の地域で水道水だすとゴロゴロした結晶がグラスに溜まるとか聞いた事あります。



蕎麦は小麦粉と違ってグルテンがないから、ボソボソ切れて短くなったりする。だから水回しと呼ばれる作業で粉の1つ1つに水を与えてやらないと駄目なんです。



ここで、軟水と硬水の問題が出てきます。蕎麦は軟水の方が繋がりやすく、硬水は蕎麦に適度なコシはでますが硬度が高すぎると蕎麦がつながらないそうです。



理由は、タンパク質が固くなってしまうからだそうです。基本的に日本は軟水だから問題はないですが、まれに、井戸水は高度が高い所があるらしい。



今の日本で井戸水使ってる所は田舎しかないと思います。そんな理由から、田舎の蕎麦は美味しいってのがあるのかもしれませんね。



只々、蕎麦粉100%の蕎麦を繋げるには相当の技術がいりそうで恐ろしいですが…うどんみたいに捏ねた蕎麦粉を足踏みする地域があるのはそれを解消するためだったんですね。技術を補う作戦って事。



料理に軟水が良いってのは知っていましたが、ここまで高度に違いがあるとは考えた事も無かった…



100円でペットボトルの水を買い喉を潤すのが当たり前の現代。昔からは考えられないような時代ですが、高度の違いを考えながら飲んでみるのもおもしろい。



そらとたべるthreeeで提供する蕎麦・和牛・野菜などの各種料理も当然、軟水と硬水を巧みに使い分け水の魔術師かのように調理しますよ笑



今日もなんとか少し前進。

謎の男村住人のドン君ブログ

謎の男村の住人であるドン君が『楽しいって美味しい』をコンセプトに、 本格手打ち蕎麦、究極のオリーブ牛すき焼きをメインとしたお店を営んでいます。 店主の独り言・失敗談・これめっちゃ良かったなどの有益な情報をお届けします。

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