出た…ホコリを食べる妖怪
ふと考えてみた。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
夜0時を回り、
あっ、そろそろ寝ないとやばい。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
慌てて布団に入り
さぁ、寝よう。。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
5分…10分…
果たしてどれくらいの時間が
経ったのか…
ㅤㅤ
ㅤㅤ
カチッ、カチッ、カチッ、、
ㅤㅤ
ㅤㅤ
時計の針の動くうるさい笑
ㅤㅤ
ㅤㅤ
全くもって寝れない。
いつもなら布団に入ると
秒で夢の中なのに、、
ㅤㅤ
ㅤㅤ
珍しくまだまだ脳が絶賛活動中。泣
ㅤㅤ
ㅤㅤ
てやんでぃ〜
寝れんわっ。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
江戸っ子ちゃうやろ笑
ㅤㅤ
ㅤㅤ
と、心で思いつつ
半ば諦め天井を見上げながら
ボケ〜っとしてみる。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
あっ、口開いてますよ、、
そしてホコリ入りますよ笑
ㅤㅤ
ㅤㅤ
そらとたべるthreee。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
そこはどんな店？
そこはどんな所？
ㅤㅤ
ㅤㅤ
目に見えたり聞いた情報だけで
僕なりに推測してみる、、
ㅤㅤ
ㅤㅤ
香川県多度津町の山の麓で
吉村順三建築事務所が携わった
築四十数年の建物を店舗とした
ㅤㅤ
ㅤㅤ
オリーブ牛すき焼き、
本格手打ち蕎麦をメインに
食事を提供している飲食店。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
43歳のゴツイ男性と
33歳のひょろ〜とした男性が
脱サラし共同で営んでいる。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
顔が長く目がギョロっとしている
2人なので兄弟ですか？
って聞かれる事もしばしば笑
ㅤㅤ
ㅤㅤ
それでも相棒はイケメン。
僕は、、
そっから先自分の口でいわさんといて笑
ㅤㅤ
ㅤㅤ
まっざっと、こんな感じだろう。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
そりゃ、商売なので色々情報を
知ってもらう為にSNSや
雑誌中心に発信して行く。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
うん〜んっ。
今まで2年余りの間、
真実を伝えてきたつもり。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
でも、、
ㅤㅤ
ㅤㅤ
なんか、しっくりこない。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
それが、夜中寝れずに
天井見上げながら
口開けてホコリ食べながら、
ㅤㅤ
ㅤㅤ
ぽけ〜〜
っとしてた時になんとなく分かった。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
ホコリ味せんな、、
でも、口開けてたら
口の中めっちゃカラカラ…
ㅤㅤ
ㅤㅤ
そんな話じゃなくてっ笑
ㅤㅤ
ㅤㅤ
全部自分たち中心だった。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
こんなメニューやってますよ〜
こんな素材使ってますよ〜
こんなステキな空間ですよ〜
ㅤㅤ
ㅤㅤ
なので皆様もきっと楽しいですよ〜
みたいな感じ。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
そう言うのも必要であるけど…
ㅤㅤ
ㅤㅤ
でも、僕達が本当に
伝えて行かなくちゃならない事は
その想いやストーリーを伝えて行く事。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
蕎麦粉にしても、お肉にしても
必ず生産している方々がいる。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
その方達がいるからこそ
僕達は職業として
飲食店を営む事が出来てる。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
料理なんてこの御時世
美味しくて当たり前。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
当たり前なものほど
難しい事はないけどね汗
ㅤㅤ
ㅤㅤ
本当に伝える事はそこじゃない。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
もっと言うなら、
それを配達してくれている
仲介の業者さんもいる。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
その方達がいないと
僕達はめちゃくちゃ困る。
し、営むことすら出来なくなる。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
その大切な食材の事を全て語れるか？
正直今は語れない。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
僕達がこんな風に調理して
こんな工夫して提供してま〜すっ。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
とかでもなくて、
ㅤㅤ
ㅤㅤ
この蕎麦粉一粒育てる為に
農家の方は雨の日も雪の日も
朝早く起きて愛を込めて育ててる。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
天災や災害が来れば蕎麦の実は
全滅するかもしれない。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
そんな沢山のリスクと闘いながら
僕達の手元に届いている蕎麦粉。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
あるのが当たり前じゃなくて
全てが奇跡な訳です。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
その蕎麦粉を使って
蕎麦を打てる事が奇跡。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
どんな食材もそう言う
想いやストーリーがあるって事。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
そう考えると絶対無下になんか
扱う事はできないし
食べて貰うお客様にも知って欲しい。
ㅤㅤㅤㅤ
ㅤㅤ
お客様の大切な食を預かる。
とは、そう言う事だと思う。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
うまく伝える事が出来ないのが
とても悔しくて情けないけど、、
ㅤㅤ
ㅤㅤ
要するに自分に向けちゃってる矢印を
根本からグサっと折って
いろんな方向に向けんかいっ。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
と、言う事なのかな…
ㅤㅤな〜んて、思ってる。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
そう思うと今までの自分が
なんだか恥ずかしくなってきた。汗
ㅤㅤ
ㅤㅤ
でも、今まではそうだったんだから
仕方ないじゃないかっ。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
これから変わって行けば。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
今までより更にヤル気に
満ち溢れてる今日この頃。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
もっともっと色んな事を
勉強して考えて行きまっせ〜
ㅤㅤ
ㅤㅤ
そんな43歳を迎えた最初の朝。
ㅤㅤ
ㅤㅤ
今日も"なんかワクワクする"を
あなたの元へ届けます
0コメント